プロフィール

 中国茶サロン茶縁では美味しい!を一番に、

わたくし安田薫子が中国大陸で体験してくる生き生きと進化し続ける中国茶事情とともに

良質な茶葉をご紹介しています。

 

 

 

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⚫️講師  安田薫子(やすだしげこ) 
 
 2013年より中国茶サロン茶縁を主宰。

中国天津市が大好き。趣味は陳式太極拳と二胡、中国の粉ものを食べることと作ること。

 

⚫️中国茶関係保有資格  

高級茶藝師(中国国家試験) 

中級評茶師(中国国家試験) 

中華茶藝技師(台湾中華茶藝協会)

 

⚫️外部講座  

日中学院 

産経学園新百合ヶ丘校 

 

 

 

 

【中国茶ものがたり】

中国茶にほのかな憧れを抱くきっかけは映画でした。映画が大好きで、中高生そして学生時代には5本立てや7本立てであらゆる映画を観たものです。ませた子どもには難解なものほど魅力的で、背伸びして観た映画の内容はそういうわけで忘却の彼方へ消え去っていますが、イメージとして残っていて、多感なころの刺激は今もときどき私をチクチクします。大人になってからその当時に観た映画に再会すること多く、牛のように咀嚼し直して味わっています。イメージはハッキリくっきり輪郭を得て、精神年齢は相変わらず幼いままでも、経験で少しは見知った事柄が名作たちそれぞれのシンプルなメッセージと重なります。

題名も思い出せなくても、どうやら中国が舞台の映画も随分と観ていたようです。強く印象に残っているのは小道具としての飲み物のいろいろでした。ときには優雅に、柳腰の美女が細長い指で持つ小さな小さな茶杯。あるときには農夫がごつごつの手で包む大きなマグカップ。湯気がゆらゆら美しいシーン。

その後の毎日は忙しく、自分が何が好きかなど考える余裕もなく何年も過ぎた2007年に主人の中国赴任が決まって、思ってみたことも無かった中国での生活がはじまりました。息子たちを連れて、中華人民共和国天津市へお引っ越し。涙涙で成田空港を出発し、フォグで空気真っ白け11月の寒い北京空港に一歩踏み出して、もう気に入りました。生まれも育ちも北ドイツなので、乾燥した寒い気候が好きですし、広い平野もグレーな空も「これぞ自分の居場所だ!」と感じたのでした。迎えの車で下道や北京オリンピックに向けて建設中だった高速道路を交互に進みながら天津までの道中もこれからの生活を楽しみに、羊の群れや異様に接近して走る自転車の波を眺めていました。「そうだ。中国茶について知ってみよう。」となるのも当然の流れで、2008年4月に晴れて私の師匠のもとで中国茶を学びはじめました。20013年の本帰国まで毎週1、2回お教室に通うという幸福な生活を送りました。

中国茶の先生は出会ったときにはまだ30歳前後で、やる気満々向上心もりもり。真面目に中国茶の基本的なお勉強と、良質な茶葉の味と香りをたっぷりと刷り込んでいただきました。常にご自身のアップデートを欠かさず、その都度私たちに対しても惜しみなく共有して下さる熱心さはいまも健在で、私は変らず師として尊敬しています。中国茶サロン茶縁で使用している茶葉のほとんどはこの天津の先生から購入しています。茶葉と茶器の購入を口実に、本帰国後も中国へ通っているのです。